ふじみ野市

概要

ふじみ野市(ふじみのし)は、埼玉県南東部[1]にある人口約11万2千人の市である。

歴史

2005年10月1日 – 上福岡市と入間郡大井町が合併し発足。
2006年3月30日 – 上福岡駅西口再開発エリア「ココネ上福岡」まちびらき。
2010年7月1日 – 旧大井町内で運行していた循環バスを、市内全域に拡大。
合併までの地域の歴史
旧上福岡市地域は、大正3年東上鉄道(現東武東上本線)上福岡駅が市域の西部に開業したことを契機に市街地が形成されるようになった。日本住宅公団により昭和34年霞ヶ丘団地、昭和35年上野台団地が相次いで建設され急速に都市化が進み、東京のベッドタウンとして人口が急増した。一時期[いつ?]旧上福岡市は全国で最も人口密度が高い市として注目された。 さらに、1993(平成5)年富士見市北西部の富士見市勝瀬にふじみ野駅が開業し、同駅周辺の開発が急速に進み、アイムふじみ野(超高層マンション)などが富士見市に建設されると、富士見市北西部に隣接する駒林地区やその周辺地域の開発も進んだ。

旧入間郡大井町地域は、川越街道(国道254号線)に沿って集落が形成されていた「鉄道駅が無い町」。 大正3年東上鉄道(現東武東上本線)上福岡駅が旧上福岡市西部に開業したことを契機に、旧上福岡市西部に隣接する亀久保・鶴ヶ岡地区から都市の芽が出始める。さらに、1993(平成5)年富士見市北西部の富士見市にふじみ野駅が開業し、同駅周辺の開発が急速に進み、アイムふじみ野(超高層マンション)などが富士見市に建設されると、富士見市北西部に隣接する苗間地区では日本初のアウトレットモール・リズム(2011年閉店[2])が開店する。その後亀久保地区東南部に大井サティ(現イオン大井店)が開店し、それらの周辺地域の開発が進む。 旧入間郡大井町は一時期埼玉県内で最も人口増加率の高い町として、また全国で最も人口密度の高い町として注目された。

「ふじみ野(駅)」は1993(平成5)年の駅開業時、富士見市民への公募の中から富士見市の「市名」に因んだ名称として決められたので、駅の所在地である富士見市や富士見市民はその名称を利用されることに困惑したが、2005(平成17)年旧上福岡市と旧入間郡大井町が合併しふじみ野市としてしまったものである。

両市町の詳細な歴史は、上福岡市、入間郡大井町に関する記事を参照のこと。

2市2町の合併協議
Question book-4.svg この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2009年6月)
1990年代前半から東入間青年会議所を中心に、富士見市、上福岡市、入間郡大井町、入間郡三芳町の合併運動が推進されてきた。 2市2町による合併協議会において合併後の新市名として「ふじみ野市」が使用されることが決まった。

2市2町は、入間東部地区消防組合や「急患休日診療所」、当時の「入間東部農業協同組合(現いるま野農業協同組合)」などの設立を通じ密接な関係にあった。
保健所・埼玉県警察の管轄が同じことなども理由に挙げられた。
特に熱心であったのが上福岡市で、「合併できさえすれば、新市の名称や、新庁舎の位置には拘らない」と表明していた。また、合併時に国から給付される合併債で、上福岡市の財政赤字を解消させることも目的としていた。

一方で、最も消極的なのが、三芳町であった。それには以下のような理由があった。

町内に関越自動車道、川越街道(国道254号)が走り、物流倉庫や町工場からの固定資産税収入が潤沢である。
マンション群にも区長制度を適用し、110年間培ってきた地域社会の枠組みを変えたくない。
2004年に実施された、2市2町の合併の賛否を問う住民投票の結果は以下の通りとなり、合併協議は破綻した。

富士見市(2000年国勢調査人口103247名)では、成立の上、賛成票が上回った。
上福岡市(2000年国勢調査人口54630名)では、賛成票が上回っていたものの、法定投票率に届かず不成立。
大井町(2000年国勢調査人口45488名)では、法定投票率に届かず不成立の上、反対票が上回っていた。
三芳町(2000年国勢調査人口35752名)では、成立の上、反対票が上回っていた。
合併を推進してきた議員たちは、合併はほぼ実現すると読んでいただけに、困惑の色を隠さなかった。と同時に、ほとんどが合併推進を断念した。当時の三芳町の林孝次町長は、実は私的に反対派の集会に足を運んでおり、反対が上回ったときには、「三芳町は独立独歩で行く」と単独市制実現を目指す意向を表明した。

上福岡市と大井町の合併
その後、改めて上福岡市と入間郡大井町とで合併協議が進められ、1市1町での合併が行われることとなった。新市名は、合併協議会に提案された新市名案の中から、合併協議会委員による投票で最多得票を得た「ふじみ野市」に決定した[3]。

なお、上福岡市と入間郡大井町の合併協議会で候補に挙がった他の新市名は、「大福市」「栄市」「西さいたま市」「大井福岡市」などであった[3]。

住所表記
上福岡市中央・入間郡大井町中央・上福岡市武蔵野・入間郡大井町大字武蔵野は重複する為、次のように町名が変更となった。

上福岡市中央1・2丁目→ふじみ野市福岡中央1・2丁目
入間郡大井町中央1~4丁目→ふじみ野市大井中央1~4丁目
上福岡市武蔵野→ふじみ野市福岡武蔵野
入間郡大井町大字武蔵野→ふじみ野市大井武蔵野
上記以外は下記の例のように変更となった。

例1:上福岡市大字福岡→ふじみ野市福岡
例2:上福岡市福岡1~3丁目→ふじみ野市福岡1~3丁目
例3:入間郡大井町大字大井→ふじみ野市大井
例4:入間郡大井町大井1・2丁目→ふじみ野市大井1・2丁目